イギリスの最北端にある国、スコットランド。そのスコットランドで
最も有名な郷土料理がハギスです。茹でた羊の内臓と肉のミンチに
玉葱やオートミールなどを合わせて羊の胃袋につめた料理です。
海外からはヨーロッパ随一のゲテモノ料理と言われていますが、スコッ
トランドでは肉屋の総菜で売られているほどポピュラーで親しまれて
いる料理です。本場ではスコッチウイスキーを振りかけて食べます。
本場のハギスを味わうために、スコットランドを訪れ、2大都市のエディンバラとグラスゴー、そしてウイスキーの聖地、アイラ島でハギスを味わってきました。特に感動したのは、アイラ島にあるアードベッグ蒸留所に併設されたレストランで食べたハギスプレートです。羊肉や内臓の風味がとても個性的で、アイラモルトの香りとベストマッチでした。昔はゲテモノ料理呼ばわりされていたかもしれませんが、今はソースや盛り付けが洗練されていて、観光客にも人気の料理になっています。本場のスコッチをかけて食べたハギスは忘れられない味となりました。
付け合わせにはマッシュポテト。
スコットランドでは付け合わせにマッシュポテトとマッシュスウィードをつけるのが一般的
ですが、マッシュポテトだけでも十分に美味しいです。スコッチにぴったりですが、中でもピート香を感じる
スモーキーなアイラモルトがおすすめです。
ハギスの味わい方は色々あります。
基本的に、ハギスにはスコッチを振りかけて食べるのが有名ですが、他にも色々な食べ方があります。スコットランドに行くと、伝統的なハギスからモダンなハギスまで、様々な種類のハギスを味わうことができます。代表的な食べ方には、衣をつけて揚げたハギスボールや、春巻きの皮で巻いたハギススプリングロールがあります。またソースも、ウイスキーソースや赤ワイングレイビーソースなど、様々な味が楽しめます。
バーンズナイトにはハギスを食べよう。
バーンズナイトとは、スコットランド詩人のロバート・バーンズの生誕や詩をお祝
いする日です。イギリス全土で1月25日前後に毎年行われます。そこで振舞われ
るメインディッシュが「ハギス」です。バグパイプの先導でハギスが入場するとバ
ーンズが作詞した「ハギスに捧げる詩」が朗読されたらハギスにナイフ入刀。スコ
ッチウイスキーを片手にハギスを味わいましょう。
エディンバラで食べたハギスのテイクアウト。
ソースはオーヘントッシャンウイスキー&マスタードか、赤ワイングレイビーソースから選べます。
ハリポタの聖地「エレファントハウス」のモーニングでもハギス。
ハギスを丸めて衣をつけてフライにした「ハギスボール」です。
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小さいセットをご用意しました。