悠久の歴史をもつ
ウェルシュラム
Protected Geographical Indication
Welsh Lamb
古生代の岩石からなるカンブリア山地で
育まれるウェルシュラム。
グレートブリテン島の南西部に位置し、赤いウェルシュドラゴンを旗印とするウェールズ。国土の殆どを古生代の岩石からなるカンブリア山地が占めています。
西岸海洋性のため降雨量が多く、ヘザー(ツツジ科の植物)やその他の自生のハーブを含んだ草が青々と茂っています。ウェルシュラムはそれらの
草を自然の中で食べて育ったウェールズ土着種の血統を受け継ぐラムです。
欧州委員会が品質を保証する
認証制度「PGI」で保護されています。
何世紀にもわたって大自然の恵みを享受してきたウェールズの大地と何世代にもわたり受け継がれてきた牧羊の知識と経験の
賜物がウェルシュラムです。2003年にはその品質が認められ欧州委員会より保護指定地域表示であるPGIが授与されました。
今ではウェールズを代表する高級食材のウェルシュラムは、イギリス王室の
晩餐会でも供され、ミシュランの星を獲得した世界中の名だたるシェフに絶賛されています。
実際にウェールズに行き
羊達が育つ環境を視察してきました。
イングランドのスタンステッド空港でレンタカーを借りて、ウェールズに向けてドライブしていると美味しそうに草を食む羊達とイングランドらしい平坦で見晴らしの良い
田園風景が広がります。国境を越えてウェールズに入ると、岩肌が剥きだしの山が連なり、イングランドと違ったダイナミックな景色が広がります。山の斜面を
見るとそこら中で羊が放牧されていました。今回伺った牧場はウェールズ東部のレクサムという町の近くにありました。温暖なウェールズの気候と、ミネラルを豊富
に含む土壌という自然環境の中で、1年中牧草がたなびく羊牧場で育ったウェルシュラムは、鮮やかな肉色と、甘みのあるジューシーな味わいが特徴です。
ウェールズで食べた
本場のウェルシュラム。
自然の草だけを食べて育ったラムなので、羊特有の香りを豊富に含んでいるのかと思いきや、
そこまで主張することもなくとても心地いい味わいです。肉質もジューシーで脂もスッキリとしながらも
奥深い甘さがあり全く食べ疲れしません。オーストラリア産より値は張りますが、世界レベルで認められる
ブランドラムですので、是非お試しください。
現地で食べたウェルシュラムのロースト
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