2002/06/22
【ラルドのクロスティーニ】
ラルドってなんだ?
そうなんで私も初めて知った・・・イタリア人の食に対するどん欲さ。
すべての生き物を大事にする心。
見習いたいなぁ。
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これがFumagali社のラルドです。
一個が1.5Kgほどのブロックで上から見るとパンチェッタに似ているんですが・・(´_`;) |
ほら、この脂見てください。95パーセントが脂身です。ラルドって言うのはラード(豚脂)のことなんです。
昔からイタリアでは貧乏人のプロシュットと言われていました。が、今では、ちょっとおしゃれな素材に変身してます。 |
今日の生け贄は、うちの次女のももちゃんです。パソコンをやっていたので、「ももちゃん、パン食べない?」と誘いをかけました。 |
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焼きたての「プチパンカンパーニュ」を半分に切って超薄切に切ったラルドをのせます。あつあつのパンの熱で見る見るうちにラルドが透き通ってとてもおいしそう!!
普通のバゲットなら、切ってから、にんにくを断面に擦り込んでから焼いても良いですねえ。うまいっす。 |
ももちゃん、なんか訳がわからない食べ物におそるおそる食べてます。 |
はーい、美味しい!!
合格点がもらえたようです。
香りがとても複雑で、ガンチャーレのような香草の良い香り。すっと溶けてラルドは本当にこくがあって美味しい。 |
ラルドって言うのは「ラード」のイタリア読み。そのまんま、分厚いラードに塩と香辛料を擦り込んで熟成させたもの。昔は貧乏人の生ハムなんて言われたもんですが、最近は、スローフード協会が、トスカーナ地方、カラーラの裏手の山中にある小さな村、コロンナータ村のラルド「Lardo di Colonnata」をとりあげてお薦めしたもんでかなりイタリアでも盛り上がっているそうな。自然海塩と香辛料を擦り込み、大理石の箱に入れて何ヶ月も熟成させるというすごさ。「暇な肉屋」も、なんとか入手しようと、このコロンナータ村のラルドを、Yahooイタリアのショッピングサイトから購入・・・商品代金と送料が一緒というすごさにもめげずに、一緒に購入したコッパやサラミ、そしてラルドを試食してみました。
なるほど、確かにコロンナータ村のラルドは素晴らしい・・・でも、このフマガリのラルドも全然引けを取っていないじゃないか。塩分がこっちの方が控えめでかえっておいしいかも。
ただ男性陣の方が受けがいいみたい。やっぱりダイエットの敵なのか(~_~;)
2002し年頃の試食日記でした。他にもありますのでのぞいていってください。 |